【本紹介】綿矢りさの「インストール」・・・天才過ぎる!

こんにちは!とらさんです。

 

今回はこちら

 

綿矢りささんの小説「インストール」について紹介していきます。

 

今回初めて綿矢りささんの小説を読みましたけど、あたりも当たり、大当たりの作品でした。

 

というのも僕の本の選び方は、貧乏人ゆえに古本屋の110円コーナーを物色して表紙やタイトルに惹かれたものを買うという方法です。

 

慎重に物色しているとき、妙に気になるタイトルを見つけてしまいました。

 

それが「インストール」。

 

僕の一応若者の端くれなので「インストール」という言葉に馴染みがあるんですよ。

 

興味がわいて裏表紙に目を移すと

 

「学校生活&受験勉強からドロップアウトすることを決めた高校生・・・・・・・」

 

めっちゃ面白そうじゃん!買おう!

 

となったんです。これが奇跡的な出会いの始まりだったんです!

 

あらすじ

主人公は高校に17歳のJK朝子。

ひょんとしたことから(省略)母親に隠れて登校拒否をするようになる。

朝子が住むマンション内で時間を潰していると同じマンションに住む小学6年生の知的な男の子と出会う。

ヤッケになった朝子が部屋のすべてのものをごみに出しているとき(謎)、その男の子に出合ったのだった。

男の子は朝子が捨てようとした壊れかけのパソコンを欲しがったため、朝子は仕方なく上げることにした。

数日後男の子は簡単にパソコンを直した。

そして、不登校の朝子にネット上で一緒にアルバイトをしないかと持ち掛けた。

なんと、風俗嬢を成り済ましたチャットを行うのが仕事だった。

朝子は軽く引き受け、男の子の家押し入れにパソコンを隠し、そこが2人の仕事場となる。

10時から14時の間は朝子がチャットをし、14時から18時は学校から帰ってきた男の子がチャットをする。

そんな不釣り合いの2人のアルバイトの行方は・・・

 

作者と主人公が同じ高三のJKというリアリティさが肝

 

なんと綿矢りささんが「インストール」を書いたのは17歳のときらしいです。

 

こんなに面白くて知的な文章を17歳で書いてしまうなんて・・・

 

19歳の僕の文章が恥ずかしくて死んでしまいたいくらいですよ。

 

僕の文章と比べることさえ、おこがましい(こんなことを自分で言いたくないけど)。

 

そんなことは置いといて

 

当時高校3年生だった綿矢さんが高校3年生の女子を描いてるわけですから、描写が本当にリアルで的確に感じます。

 

普段表に出す人柄とは違う、世間を斜に構えて考察するところが特に。

 

そこの少し冷徹な考えが読んでいて清々しい感じがして気持ちいいのです。

 

言葉にできないむずがゆいところを代弁してくれる文章力

この本を買ったのはタイトルが気になったのとストーリーが面白そうだったからなんですけど、 

 

多くの人に読まれる秘訣は言葉にするのは難しいけど確かに存在する心境や状況を代弁してくれるとこだと思います。

 

例えば、

 

「媚の武器としての不器用は軽い笑いを誘う可愛いものだけれど、本当の不器用は愛嬌がなく、みじめで泥臭く、見ている方の人間をぎゅっと真面目にさせる」

 

あ!こうやって表現すればいいんだ!

 

ってなりませんか?

 

僕もまさに不器用な人間なので相手がぎゅっと真面目になって一瞬の沈黙ののち苦笑いがおきる情景が目に浮かぶんですよ

 

そういうむず痒いところを言葉にしてくれる気持ちよさが随所にあります。

 

強いメッセージ性が伝わってくる

この物語の最後、朝子は母親に不登校がばれていたこと、男の子の母親に家を出入りしているのがばれていたことを知ります。

 

いくら自分ではバレてないと思っても、母親はよく子供のことを見ている、そしてそれが愛情の表れだということを作者は伝えたいのかなって思いました。

 

まとめ

いやー、またファンの作家さんが増えました。

 

綿矢りささんのいいところが天才的な文章と

 

あと何といっても

 

作家のくせしやがって

 

 

 

美人なとことですよね。

 

ね!!!!!!

 

おわりっ

 


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